世界一周！沖縄 浦添市民・長濱の 絆をつなぐ旅！

今日朝起きてコンタクトをはめると、非常にしみる。
何がこんなにオレの目をいじめるんだと思っていたら、理由が分かりました。

鹿児島で購入したＢＩＧサイズのコンタクトの洗浄液に加え、滋賀でりえこさん（滋賀の記事参照）からプレゼントしてもらった小さいサイズの洗浄液の合計２つの洗浄液を持っていたのですが、できるだけ荷物を少なくしようとした僕は、数日前にこの２つの洗浄液を混ぜて１つの容器にまとめたんでした。
だからしみたんだと思います。だけどこれも少しずつ気持ちよくなってくるのでしょう。


今日はトロントで会う人がいます。
僕の双子の弟が今現在東京で暮らしているのですが、彼が東京の仕事場というかバイト先で知り合ったまいさんという方がトロントで学生をしているようで、２ヶ月近くも前ですが「トロントに来るんだったら会いましょう」と連絡を頂いたのでした。
まいさんが「沖縄出身の友達も連れてくるね」というので、さっそく僕もまきを連れてトロントの中心部で会うという流れになりました。


地下鉄は混んでいないのに、４分に１回ぐらいはやってきてくれます。

どうにか連絡を取り合い、某カフェで合流です。
「似てるねぇ～、よく来たねぇ～」
「あ、どうも弟がお世話になりました」
みたいな皮切りでスタートです。


前述のまいさんと、沖縄は嘉手納出身のゆき君です。
まいさんはメキシコの友達がたくさんいるらしく、僕がメキシコに行く時に紹介してくれる事になりました。感謝。

２人とも学生で、同じ学校。それぞれこっちに来てまいさんは３ヶ月、ゆき君は２ヶ月とニューカマー。まきも１ヶ月ちょっと、僕にいたっては数日という初心者集団です。

これからどうしようかという事になっても、悲しいことに僕ら２人は貧乏人で「レストランでディナーを」みたいな事はちょっと避けておきたい。しかしながら夕飯は食いたい。という事で、みんなで買い物をしながら料理を作ろうという事になりました。

昨日の記事にも書いたように、たくさんの国からたくさんの人が来ているので、さまざまなエスニックタウンがあります。中華街はもちろん、コリアタウン、リトルイタリー、ギリシャ人街などなど。
コリアタウンは安くてキレイとの事で、コリアタウンに行く事になりました。


トロント交通網は半端ないです。
中心部にはかなりの短い間隔で地下鉄が走っており、それに加えて路面電車、バスがどこもかしこも網羅しています。市内で行けない所は無いんじゃないかと思うくらいです。この多様な交通機関は運営母体がいずれも行政なので、相互の乗り換えも充実しています。ナイトバスというものも存在し、２４時間フル稼働で公共交通があるということが、トロントの治安のよさを物語っているかのようです。

僕は２２ドルほどで１週間何でも乗り放題チケットみたいのを買ったので、１週間の間は無限に移動できます。
無限に移動できるという事実は、僕をどんどん色々な所へ行かせる原動力になるので、単純にお買い得とかというだけでなく、そういったメリットも感じます。

中華街の看板が漢字ならば、コリアタウンの看板は当然の事ながらハングルです。また、食生活が日本のそれと近いため、他の地区よりも日本人が多く見られます。


どこで調理し、どこで食べるのかという事になりますが、まいさんの住むシェアリングハウスになりました。やはりカナダでもルームシェアリングがメジャーで、１つの大きな家に５人ぐらいが間借りして暮らしています。
しかしながらここには１つ他と圧倒的に違う点が。非常におしゃれなのです。家具屋並みにおしゃれなのです。

お腹いっぱいご飯を食べました。
日本の外に出ると、今まで食べたことも無いような料理と大量に出会います。今日はポーランドのなんとかっていう餃子の皮を厚くしたようなものにポテトとチーズが挟まっているものと、肉とキノコみたいなものでした。

本当にお腹いっぱいになった所で、体を動かしたいと話をしていたら、まいさんのルームメイトがサッカーボールを持っているとの事で近所の大きな公園（野球場２つ分ぐらいの広さの芝）でサッカーを半年ぶりぐらいに興じて気持ちの良い汗を流させて頂きました。

いくらカナダと言えども今は夏。本当に暑いです。暦の上では今日がカナダで一番暑い日とされているようで、カナダ＝寒いがインプットされていた僕は油断しまくっていました。
　


「ありがとうございます、また会いましょう」と彼女らとひと時の別れの挨拶をして、歩いて駅に向かう途中、１人のおばさんが泣きながら僕らに何かを訴えています。どうやら「夫と子供が待っているのにお金が無くて家に帰れず困っている。２ドルちょうだい」と泣きながら訴えるのでした。
いやいやそんなに泣かんでも～と思いながら意表を突かれたままリアクションが出来ずにいると「oh,sorry thank you」とシクシク泣きながら去ろうとするので、なんかものすごい泣いていたのでかわいそうになって２ドルあげると、そのまま「thank you」とそそくさとどこかに行きました。
通行人にお金ちょうだいっていうより、駅行って身分証明書渡して金借りるなり他の選択肢あるじゃねぇか、とは思いはしたのですが、沖縄出て今まで本当にたくさんの人に助けられて自分自身ここまで来たので、不思議なおばさんだなぁと思いながらも間接的な恩返しのつもりでそのおばさんに渡しました。


その直後、まきが以前東南アジアを旅してお金をスラれて無一文になりどうしようも無くなった時にたくさんの人に助けられて無事にやり過ごす事が出来た、というエピソードを聞いて「あぁ、そういう事なんだよな、そういう事なんだよ」と、なぜか一人で変に納得したのと、「お金スラれたくないけどこういう経験したいなぁ」と思ったものです。



部屋に帰ると、メキシコ出身の姉弟、ベレとオトが玄関先の大きいゴミ箱の掃除をしていました。
要は、大きいゴミ箱に住人各自がどんどんゴミを溜めていくというものなんですが、いつかは誰かがちゃんとゴミ袋をしばって道の所に置いておかないといつまでもゴミ収集車が取ってくれません。それをしていたので、参加です。

小学校の掃除時間を思い出しました。

この家には、こんな感じで日本人：メキシコ人：その他＝５：４：１ぐらいで住んでいます。そんなのどかな所です。

ちなみに駅はこの近さ