本日、タイに行く気マンマンでしたが、やっぱり行かない事にしました。
コタバルの居心地がいいのと、仲良くしている宿のスタッフ、ジャーさんが「もっといとけばー?」みたいな事を言うので、そうなってしまいました。
僕は誰かに「もっといとけば?」とか「明日にすれば?」「まだ早いっしょ!?」とか言われたら簡単にそうなってしまいます。
空は曇っていました。
曇り空の中、散歩です。
僕は別に、曇りとか雨とか嫌いじゃないですよ。
曇りの日って暑くないですし、というか涼しいですし、もうじき雨降るだろうなぁっていう時の風も気持ちいいと思う。
雨は、外出るときに降ってもらったらそりゃあ全然好きじゃないけど、家にいるときに外は雨ですみたいな状況は好きです。
今日は夜にジャーさんがご飯に連れてってくれるといいます。彼のバイクの後ろにまたがり出発です。
やっぱり、東南アジアに入って米文化圏なのは落ち着く。そしてもう、何食べてもうまい。美味いくせに健康的な憎いヤツって感じです。
前にもちらりと触れたかもしれませんが、ジャーさんもまた旅人。今は地元のゲストハウスでお金貯めてるって訳です。
そんなジャーさんは次なる国をニュージーランドにする、といいます。そこでまたしばらく働いて大きいお金を作り旅をするとの事。
よしき「なんでニュージーランドなんですか?オーストラリアの方が仕事いっぱいで賃金高いじゃないですか?」
ジャー「分かるけどオーストラリアに行くんだったらだいたい20万円ぐらいの残高証明がないといけないから、だからニュージーランドに行く」
旅の途中でオーストラリアに渡ってお金を作る人は多い。
一番典型的な例は、農場での仕事。これは最低賃金もべらぼうに高くていい。それを知っている上でのジャーさんのこの台詞。
しかも日本人の場合は
ワーキングホリデー制度があるので、比較的簡単にオーストラリアで働くことが出来ます。ビザもインターネットで申請できるので楽です。
実際、僕もドイツでお金を作れなかったらオーストラリアに行こうと考えていました。
よしき「ジャーさん、実は自分、部屋の鍵失くしたかもしれないんですけど・・・」
実は、ポケットに穴が開いてしまっていているのに、このぐらいの穴なら大丈夫だろうとそのままポケットに突っ込んだ結果、その穴から鍵が落ちてしまったようなのです。
ジャー「いいよいいよ。ドミトリーの鍵たくさんあるし」
よしき「いや、でもこれ完全自分のミスなんで払わせてください」
ジャー「オーナー聞いたら怒るからそっとしておいてもいいんじゃない?」
よしき「あ、じゃあ秘密に鍵作ればいいんじゃないですか??」
鍵を失くした僕をかばってくれたジャーさん。
彼はオーナーにバレないようにこっそり新しい鍵を作ってくれ、何事も無かったかのようにまたドミトリーの鍵は復活するのでした。