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2010年04月19日

超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ)

超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ)


文化圏が大きく変わる時は実に楽しい。

日本からカナダに来た時、
アメリカからメキシコに来た時、
ブルガリアからトルコに来た時、

楽しい。



一口にイスラムといってもそれは多彩で、世俗化が進んだタイプのイスラム世界のトルコでは、男女が肩組んで歩いていたりもするし、ビールも売っていたりします。性風俗もあります。
しかし豚肉はなかなか手に入らないと考えていいでしょう。

超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ) 新聞にはグラビアもある。



今日は、トルコの親日っぷりを痛感します。



午前中は滞在先のアイテッキンさんの友達がたまたま遊びに来ていたのですが、彼は日本に行った事もないのにかなり日本のことに詳しかった。めちゃくちゃちょっとだけど日本語も話すし、合気道もやっている。沖縄の地域的な特性についてもかなり詳しかったのには驚きました。

なんで日本人の僕がトルコ人のおじさんに「合気道ってウソっぽく見える部分もあるんですけどアレ本当なんですか?」と聞いているのか分かりません。


トルコはかつて、オスマン帝国という超巨大帝国でした。
範囲にして今のドイツから朝鮮までが、かつてはオスマントルコでした(アイテッキンさん曰く)。そんな広大な国だったためヨーロッパやアジア諸国との戦争の歴史が数多くありました。
しかし日本とはこれまで一度も問題がなく、むしろ良好な関係を保っているため、誰も日本のことを嫌う人はいないといいます。

ですし、イスタンブールにはたくさんの日本語学校があるみたいで、日本語を学んで実際日本に行って、っていう人がたくさんいるのだそう。

トルコに来てまだ30時間ぐらいなのに、日本語話す人は3人目でした。




さてさて、これだけではありません。


実は昨日、いつも持ち歩いているパソコンのキーボードが壊れてしまったので(しかも中途半端に10個ぐらいのキーだけ。できたら「Q」だけ壊れて欲しかった。絶対押さないから)、外付けのキーボードを買いに、電機器屋が集まっている複合ビルに行ってきました。


超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ) 超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ)

道中、モスクの前で炊き出しみたいのをしてましたので(写真右)、ちゃっかり列に並んで炊き込みご飯みたいなのと、トルコのかるかんみたいなものを食べました。サラリーマンやら通行人やらヒマそうなおじさんやら、みんな並んでいました。
宗教は何かしらの問題を引き起こす部分も実際あったりしますが、こういうヒューマンな部分がもともとの目指す所であって、その点ではとってもいいと思います。



そしたら突然、「こんにちは」と日本語で兄ちゃんから声がかかりました。

最初はただの客引きだと思ったのですが、「日本のどこから?」と案外踏み込んだ質問をしてきましたので、おぉ!と思って「沖縄だよ、知ってる?」というと、また彼は「どこ?」と聞きます。僕がもう一度「沖縄」というと彼は「違います。沖縄のどこ?那覇?宜野湾?北谷?美ら海水族館の近く?」



おいおい!マジかよ!あんたマジかよ!!?




聞くと、彼は少しの間那覇に住んでいたそうです。
浦添から来たよと僕は連呼です。名前を聞くと「あっちゃん」と返ってくるではありませんか。
すると隣にいた兄ちゃんも日本語を話し始めました。彼の名前は「イ」から始まるものだったので、僕は彼に「いっちゃん」と名づけました。いっちゃんは大阪にいたんだそう。

超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ)
左からあっちゃん、よっちゃん、いっちゃん。



こっちの大学で日本語を専攻していて、3ヶ月ぐらい日本にいたと言っていました。そんな短期間だとは思えないぐらいでした。ありがとう、あっちゃん&いっちゃん!

超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ)


それだけでは終わりません。

市場でお菓子屋さんの店員をしていた兄ちゃんも大阪にいたと言って日本語を話していましたし、
夜は、トルコのマジシャン界の重鎮みたいな人とたまたま出会って、彼は「引田天功(2代目)は、私の古い友人です」と簡単なマジックをその場で見せてくれました。名前はアカイさんと言います。彼もまた、日本語スピーカーです。


もちろん、みんながみんな日本語を話すわけでもないですが、日本に興味を持っている人は多いという事、トルコ2日目にして日本語の話者と10人ぐらい会ったという事は事実です。


「出身は日本です」と言った時のトルコの人たちのリアクションも本当に泣きそうなぐらい嬉しかった。

少年が4人ぐらいいて、彼らに道を尋ねた時のことです。

ちょっと待って、と、少年は英語が話せる警備員を連れて来てくれたのですが、「出身はどこ?」と聞かれ、アレンがイギリスというと普通に「おー!ようこそー!」みたいなリアクションだったのですが、僕が日本というと、少年らは一斉に「マジかよー」という風に僕の顔を見上げ、僕が日本人というだけで、それだけでものすごい好かれました。

「日本人は世界一だよ!まじめで優しいし、みんな日本人の事好きだよ。経済面でもいつもすごい製品作るし、一番すごい!」


僕はなんか、本当に嬉しかった。夜中で1人だったら泣いていたんじゃないかぐらい幸せな気持ちでした。先人たちに僕ら若い世代は感謝しなければなりません。おかげでこんな友好な関係が築けているのですから。こんな気持ちが世界中に広がれば、戦争なくすのなんか簡単な事だと思いました。


超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ)
水タバコを吸う人々。

超親日国・トルコ共和国(357日目・14日付け/トルコ) トルコグッズを売ってくれた少年



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Posted by 長濱良起 at 19:47│Comments(3)西アジア/トルコ
この記事へのコメント
毎日楽しくブログ拝見してます!gmailのアドレスにメールを送ってるんで至急確認お願いします!!
Posted by ウエハラ at 2010年04月20日 00:27
あっちゃんといっちゃん?、俺も会ったわ。

地下宮殿の前で。

俺はアジアから来たから、トルコでも物価高いな、
と思ったけど、西から来たら驚異的な安さだよね。
ドゥバヤズットとかの東部とか行くとさらに安くなるよ。
日本語喋る人はいなくなるけど。

イスタンブールにおかずほぼ2リラ均一のロカンタがあるよ。
日本語喋られるオーナーさんがいます。
よかったら探してみては。
Posted by フルヤ at 2010年04月21日 10:21
ウエハラさん
はい!確認しました!ありがとうございます!

フルヤさん
あっちゃんといっちゃん!!キレイな格好してましたよね!物価の点ではアジアに期待しています!アジア式のマッサージを受けれる余裕があればなぁって思っていますよ!
Posted by 長濱良起長濱良起 at 2010年06月08日 05:50
 
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