09年4月23日から10年12月30日までの617日間、日本を含めた世界を一周! 国家や宗教に対した凝り固まったイメージから抜け出し、 「そこに住む普通の人々」や「人々のつながり」なんかを紹介していきます。 毎日もれなく綴られた記事総数770オーバーの物語、是非是非お楽しみください!
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そしてなんと、2011年5月25日(水)に出版しました!
旅を終えて振り返ってからの全編書き下ろし!このブログとも連動して楽しめます!宜しくお願いします!

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2010年07月19日

中学時代の恩師、新聞で僕を(445日目・11日付け/ケニア)

中学時代の恩師、新聞で僕を(445日目・11日付け/ケニア)


アフリカに来てからというもの、旅のモチベーションは衰えを知りません。
アフリカ(今までの訪問国でいえばエチオピアとケニア)には僕を惹きつける何かが充満していて、僕が日本や沖縄に求める安らぎだとか愛しさだとかを吹き飛ばすぐらいの威力を持ってここにいます。

蚊にさされて夜中に起きはしましたが、いたって熟睡の末、今日も目覚めます。アフリカで蚊にさされると、何かビビる。マラリアだけは心配です。


今日だけ、ちょっと宿を移動します。
ここからバスで30分ほど離れた郊外に、インターネットの無線が飛んでいて値段もお手頃、居心地のいい宿があると聞いたので、今日1日だけ移動です。
主な目的は、10日ぶりのインターネットです。このブログも更新しなければいけませんし、メールもチェックしないといけないし、色々な事をしないといけません。
ネットカフェで接続しとけばいいのですが、宿に無線LANが飛んでいる事に越したことはないので、おそらく今日は1日中インターネットという奇異な日になりそうな可能性大です。


バスに乗り込みます。

ここナイロビは、驚くほどの大都会でした。北米の大都市ぐらいの規模はあります。
バスの発着所へ向かうまでも、バスに乗ってからの車窓からも、都会っぷりにビビります。

たくさんの近代的で新しいビル。ゴミの落ちていないキレイな道。洗練された人々。そして銀行の数の多さは、この街が経済的にも大きな役割を担っている事の表れだと感じます。
物乞いの数も少なく、身体障がいを持った方が道ばたで途方にくれている感じもありません。社会福祉がしっかりしているのだと思います。

東アフリカに突然、資本という名の爆弾がここだけに投下されたような、そんな印象です。


中学時代の恩師、新聞で僕を(445日目・11日付け/ケニア) バス。
こうやって番号札を掲げて声を出して客を呼び込む。


今日の宿は、いわゆるお金持ちエリアにありました。郊外のお金持ちエリアです。なぜ分かるかというと、まず家々がデカい。庭なんかがあっちゃう。
それと、セキュリティもしっかりしているみたいです。車道と歩道の間には緑があって、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。エリア自体も、車がないと何も出来ないようなエリアなので、ここには車を持っているような金持ち層が住んでいるのだと思います。


中学時代の恩師、新聞で僕を(445日目・11日付け/ケニア) 中学時代の恩師、新聞で僕を(445日目・11日付け/ケニア)



宿にチェックインしました。

インターネットでも開始します。
両親や祖父母に連絡を取っていなかったので、電話をしました。

僕が電話をするだけで声を弾ませてくれる人がいるというのは、普段気付かないような事ですが、実は大切なことなんだなと思います。

母方の祖母なんかは「早く帰ってきて就職してお嫁さんもらいなさい」とか言うけど、本心から切実に言っている様子もなく、ただ言ってるだけで言葉のキャッチボールを楽しみたいのがメインっていうのが分かります。

母とはいつもの調子で、今どこどこにいて、こんな感じで、次はどこで、元気にやっている、という報告をしながら何分か話します。だいたい、何かの節目があって尚且つ連絡が取れる状況にいたら連絡を取るようにしています。

旅の資金的には、一応僕という適当な人間ながらしっかりと管理はしてきているつもりなので、足りないというわけでもなくむしろ余裕があるぐらいなのですが「あんたお金ないでしょ」と1万円振り込んでくれていたみたいでした。このお金は超緊急事態のない限り、使わずに取っておこうと思います。
出発前に双子の弟も、なんかこっそり意外性抜群でカバンに1万円入れていたので、僕は意図せぬ所で肉親から合計2万円の借金を背負っています。お守りの感覚で持っておきます。


そのあと、母の口から「飯塚先生があんたの事新聞に書いてたよ」という、一瞬うまく飲み込めないフレーズが飛び出しました。

飯塚先生は、僕の中2の頃の担任です。今は工業高校で教諭をしています。(飯塚先生の当ブログ登場時はコチラ
先生は今、地元の新聞、琉球新報で「南風(はえ)」というコラムを持っているようで、その第一回連載で「自慢の教え子」と銘打って、僕の事を紹介してくれていた、という事でした。

今、旅をしている生徒がいる事、そして旅をするとはどういう事なのかを飯塚先生なりの切り口で述べた後、僕の事にも触れてくれていたみたいでした。「『世界の長濱』で検索したら出てくる」という風に書かれていました。
「世界の長濱」というキーワードで紹介されてかなり恐縮ですが、以下のリンクからコラムを確認できますので、是非ご覧ください。依然このブログでも紹介した、同じく世界一周中、中学の後輩である砂川くんも紹介されています。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-164564-storytopic-13.html


帰ったら、先生と酒を酌み交わしたいと思っています。


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