今日、長かった大阪生活に終止符を打ち、THE日本のあの感じ、京都へ行ってきます。
おじさんおばさん、姉さん兄さんの「いつでもおいでよ」の声を思い出しながら出発です!
昨日、バックパックを譲り受けましたので、おかげで荷物もだいぶすっきりです。
からの
今日走る道は国道171号線。地元では「いないち」と呼ばれ、神戸から京都まで続いている道です。
本日のスタート地点・大阪・
茨木市から京都までって言ってもそんなに離れていません。20kmぐらいかな。
具体的な目的地をいうならば、
高校時代の同級生でレゲエヤーマン男の嘉手納良康(カデナヨシヤス:以下、よしやす)の家です。
途中、明治製菓の巨大な工場のいい匂いを浴びながら、どんどん進んでいきます。
いつものパターンなのですが、初めての土地で土地勘がないので、とりあえず国道を真っ直ぐに真っ直ぐに行っておけば問題ないだろうって事で、ずーっと進んで行ったら
いつの間にやら「京都府」の看板が!
新幹線を横目に京都に突入!
あ、実は、今日は目的地よしやす宅に行く前にもうひとつ重要な予定があります。
旅の超超超序盤、沖縄から鹿児島へ向かうフェリーで知り合った
京都出身の自転車西日本一周男、高瀬直樹(タカセナオキ:以下、なおき)と奇跡の再会を果たすという事になっているのだ!!
ちなみに彼との出会いの記事は
コチラをクリック。
なおきの住まいは京都市
伏見区。ラグビーのさかんな地域です。
京都に入った、まさしく上記の写真のポイントからなおきに「今大阪と京都の中間いるぜー」って電話すると
「よしきさん!もうその辺ですよ!すぐですよ!」って言うので、よっしゃ!と奮い立たせ、待ち合わせ場所の某飲食店はどこかどこかとペダルを踏みに踏み散らかしていますが、
もう少しって聞いた割には全然到着しません。
あれー、まだかなーと漕ぎ続けます。
30分後、発見しました。
全然「その辺」じゃありません。
沖縄ローカル話でいうと、自宅(浦添市宮城)から琉球大学ぐらいまであります。
なおきちゃんは自転車で西日本一周して、距離感が常人離れしてしまったのでしょうか。とかいう僕も、40km以内なら近いっていう感覚になってしまっていますけどね。
2分ほど待っていると、なおきちゃん登場です!
君、いい笑顔してるね!
鹿児島からお互い逆サイドに行ってからの話や、今後の話、現在の話をしました。
色々な人と出会っているので「互いが出会ったこんな人」ってテーマも盛り上がりました。
彼の出会った人はなかなか強烈でした。
ママチャリに乗って3万円のみで日本一周している人
6年かけて日本を歩いた、伊能忠敬かお前は!みたいなおじさん
親の残した財産で一生スネをかじり尽くしてしまった、ニワトリを大量に飼っている初老男性
また、彼も外国に行きたいようでした。
ニューヨークとロスに行きたいようで、予算もこれぐらいみたいな話でした。
そしたら値段もあんま変わらんし世界一周行けるぞと、「世界一周航空券」の存在を教えると、結構乗って来まして、多分なおきちゃん、最終的に飛行機でぶっ飛んでしまいそうです。
気がつけばもう夜の7時です。じゃそろそろって事になって、店を出ます。いい時間とお金の使い方をしました。
ガッチリ握手。2009.5.28
さてさてさてさて!もうアレですよ!京都市街入った瞬間からなんか別の国です!
しょっぱなから巨大な寺院や塔が僕を迎えてくれます。
外国人の観光客もたくさんいます。やはり日本には日本的な部分を求めるのでしょう。
沖縄と日本の文化の差から、
そういう意味では僕も言ってしまえば外国人みたいなもんなので、景色や建物でテンションがこんなに上がるのは別府ぶりです。
京都市街に入ったので、ここからは友人よしやす宅までの詳しい道を聞き込み調査です。
Q.「烏丸御池(からすまおいけ)ってどこ行けばいいですか?」
こんな時、どーせ聞くんならと、かわいい人とか面白そうな人とか優しそうな人に聞くのは誰もが納得すると思います。
あ、この人に聞いてみよう!と思ったのは、
いかにも京都っぽい、風情のある竹細工のお店の前で閉店準備をしていたダンディなおじさんでした。
道を教えてもらい「どこから来たの?」と聞かれ「沖縄からです」と答えてから、
僕はこのおじさんと印象的な出会いを果たす事になります。
僕がやってきた事、やろうと思っている事、なぜこんな事をしているのかなど、
質問に答えれば答える程おじさんは喜んでくれて、「あんたが20年後活躍しているのを見るのが楽しみやわー」って言ってくれました。
「己はこれやーっての、持ってないんか!」と聞かれましたが、僕は名刺を持ち歩いていないので、名前とこのブログとHPを書いたメモを渡しました。
おじさんからも名刺を頂きました。
実はこのおじさん、スゴイ人でした。
なんと真言宗総本山御用達の120年以上も続く竹材店の4代目で、京都市伝統産業技術功労者に認定されたスゴイおじさんだったのです!!
「おじさんスゴイんやでぇー、はっはっはー」
京都の文化を支えている、竹萬竹材店の吹田さんです。
テーマ-人生で大事なこと-
「実力 謙虚 竹材道一直線」
吹田さんにとって「竹材」は「道」の域です。
竹萬竹材店
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おじさんの期待に応えられるよう、BIGになってまた会いたいです!!ありがとうございました!
再び烏丸御池を目指して進みます。
京都の地名はこのように
一見難しい地名が多いのですが、実は全然難しくないのです。
結論から言うと、烏丸御池は、烏丸通りと御池通りが交差するから烏丸御池です。
京都の町はご存知のように、碁盤の目のようになっているので、このように交差する通りの名前を合体させて地名を作ります。「四条川原町」とか「堀川五条」とかね。
そしてついに、烏丸御池で友人よしやすと合流だ!!
別名:やる気マンです。ビールを持って登場してきました。結構大手の建築会社勤務。
彼の家はオシャレ感出ています。
こんなのがあります。
風呂場はもっとシャレてて、シャンプー・リンス・ボディーソープの配置がとても意味が分からないです。
晩酌を交わして、スーファミでストⅡ(オレはサガット、よしやすはダルシム)をして、ねんねんころりしました。
京都はとても風情があっていい街です。何より、いい友人がいます。
しばらく世話になるよしやす・かでな。