世界一周！沖縄 浦添市民・長濱の 絆をつなぐ旅！

今日は久留米市～福岡市～北九州市まで約120キロの道のりを走破しました。

ついに本日、鹿児島から北九州までの九州縦断に成功です。

その過程を以下で説明します。


前日分の記事にも書きましたが、
昨晩は、気温的に野宿しても大丈夫でしたので、野宿を決行しました。
九州初日にも野宿を実行しようかと思いましたが、寝袋と思って家から持ってきたものが全然別のもので、断念してしまいました。
しかーし！！今日は日中も２４℃程と暖かく、日が暮れてもそこそこ大丈夫だったのでついに野宿を決行！！


－２３：００－
国道から少し離れた騒音も少ないちょっとしたスペースで、鹿児島で購入した寝袋に巻かれ就寝。案外気持ちいい。寝れます。

－翌４：００－
死ぬかと思いました。起きました。寒すぎます。本気で身体壊すと思いました。独り言で「ダメダメ、死ぬ、これはマズイ」とつぶやくぐらい寒かった。調べるとなんと気温は７℃！！！昼夜の寒暖差は１５度以上！

ナメてました。もう寝れない、ダメだ、と思いながらも、一応は少ないながらも５時間は寝たので、出発です。
なにしろ今日は希望があります。
博多で友人と会うからです。
なおかつ北九州の別の友人宅で、屋根があり壁があり、食料があり風呂があり、友がいる部屋で過ごすことが出来ます。

なにがなんでも今日で北九州に着きたい。

その一心で早朝から自転車を漕ぎます。寒さの中明るくなるのを待って、カップラーメンで暖をとり、出発です！


沖縄と違い、日本本土、この場合九州には大きな川があります。それに伴いたくさんの橋も架かっています。
写真は九州最大の河川、筑後川です。



海とは違い、川は細長く続く感じがまるで１つの道のようになっており、向こう側への想像力を掻き立てます。

さて、昨日から福岡県にいますが、ルートの都合上、一瞬だけ佐賀をかすめました。



佐賀歴４５分でした。また福岡へ入ります。


しばらく走ると国道の側道に、なんか造花の群れみたいな、とても色が鮮やかで絵の具を散りばめたような花畑を見つけました。


腹も減ってましたので、ここでパンでも食べようとしていると、背丈の高い花々に隠れて見えませんでしたが、畑の手入れをしているおじさんを見つけました。

「こんなにキレイだったら新聞社とかも来たりするんじゃないですか？」
「いーや、通りを歩く人が見てくれたらそれでよかよー」

みたいな会話が印象的でした。



そしてついに九州の大都会、福岡市に突入します！！
都会の混雑っぷりが自転車には厳しいものがあります。車が多い、人が多い、信号が多いし逆走する自転車も多い。


ここには福岡出身での大学の友人であるちひろというヤツが住んでいます。名前こそカワイイですが、思いっきり男です。
彼と合流します。昼過ぎです。朝の５時半には出発しましたので、一日が長く感じるというか、なかなかのペースで進みました。

船で１日かけて北上し、自転車で６日かけて遠くへ遠くへ来て、そこに友人が本当にいるのかという気持ちにすらなります。でも、ホントにいるんですね。
一蘭というラーメン屋でラーメンをおごってもらい、ちょっと色々あってＬＵＳＨというビューティーコスメみたいなお店で長々と店員さんに親切にしてもらいながら買い物してあとは街をブラブラしていました。
放置自転車の数に時折驚きながら、ブラブラしていました。

実は彼は出身は福岡、大学は沖縄、就職は京都という事で、ＧＷ期間中に京都から福岡に帰省していただけでした。だからまた多分京都で会うという不思議な事になると思います。






先ほども書きましたが、今日は何が何でも是が非でも北九州に行かなければなりません。
午後４時の時点で残り６０ｋｍ。頑張ろう！頑張ろう長濱良起！！

純粋に距離だけを考えれば国道３号線を走っとけばよかったのですが、起伏を考えると迂回路をとった方がいいのではないかと考え、要所要所で迂回していきます。
迂回していくと、国道から外れるわけですから田舎道になります。しかも夜で怖いです。

沖縄と違い本土には駐在所がたくさんあります。
途中途中、道を聞いたり、ケータイの充電をさせてもらったりして、助けてもらいました。警官と市民だから義務的に、とかそういうのではなく、本当に助けてもらいました。
空になったペットボトルに水を貰おうとすると、「え？そんなんでいいの？もっといいのあげるよ」と、食べ物や飲み物をたくさん僕にくれました。「自分も旅したことがあって、そういうの好きなんよね～。頑張ってね」と言ってくれました。

鐘崎駐在所の駐在さん、波津駐在所の駐在さん、ありがとうございました！！




そして、やっと！やっとで北九州の友人宅に到着しました！！



久しぶりの再会でもあります。

都会の福岡ともなると地元の友人や大学で知り合った友人もたくさんいるというか、特に北九州には４人もいます。

今日世話になるのは高校の同級生で、知名という友人です。

人間の生活には欠かせない、衣食住の環境が揃った知名宅です。
風呂に入れます。寒い寒いと言いながら寝なくてもＯＫです。

「腹減ったから飯食いに行こう」
と、焼肉屋に行きました。しかも、結構高い焼肉屋。
結構高いのにこの知名という男、おごってくれました。
学生なのにおごってくれました。

あまりにも値が張るので、申し訳なくなり、ガソリンぐらいは入れさせてくれと折り合いをつけましたが、微々たるものです。
僕はかわいい女子でもないのに、ありがとう、知名よ。



旅と言っても生活です。明日はしっかり身体を休めます。