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2010年10月16日
27カ国目、ミャンマー!!(533日目・7日付け/ミャンマー)
僕がバンコクで泊まっていた宿は「マダム」といいます。
そんな「マダム」のマダム、もーちょい分かりやすく言うと宿の奥さんに、空港への行き方を聞きました。そう、僕は今日ミャンマー行きです。
バスしか方法はないと勝手に思っていましたが、最近新しい交通機関が出来たみたいで、その名もエアポートレールリンク!空港連結列車!
7駅ぐらいの列車ですが、空港までノンストップだと100バーツ、約250円。しかし各駅停車で行くと15バーツ。これは操業開始時のプロモーションで、一時的な値段です。時間もたっぷりあるし安いのでそれを使います。待ち時間や渋滞時間を全部すっ飛ばしての移動です。
ありがとう、マダムのマダム。またバンコクに戻ってくるのでまたお世話になります。
そして最近行動を共にしていた良太さんともいつかまた会う日までのしばらくのお別れです。
バックパックを持つと、重みがかかって、あぁ、またこれ持って移動かぁ、と思います。僕の口癖らしいのですが「めんどくせぇ~」と言うと、良太さんが「旅なんて移動やん!」と言います。
なるほどなるほど。こうやってちょいちょい移動するから旅なんだなぁ。というか動かないと愛する沖縄にすら帰れません。まぁ、本気出したらバンコクから四半日以内に帰れるんですけどね。
旅は、出会いと別れの繰り返しだとも思う。
・・・いや、繰り返しではない。気持ちの持ちようによっては「出会いの連続」だとも言えます。
「出会い」というのは出会った時点でもう出会っている、という既成事実ですが、
「別れ」というのはこっちが「別れた」という風に意識しないと別れにはなりません。
今回の良太さんとの「別れ」は、僕がまたどこかで会おうと思っている時点でもはや別れではない。一時のタイムラグでしょう。
外国で出会った人も、連絡取れない人なんかもたくさんいますが、連絡取れるような人の方がたくさんいます。ちょいちょい連絡して、会えるタイミングがあれば会いに行けるんです。それを僕は「別れ」だとは思いません。
「別れるのが嫌だから出会うのが嫌だ」と思っている人に、決してその比率は50:50ではないんだよという事を、僕は声を大にして言いたいと思います。
でも、実際にマンツーマンで声を大にして言われたら引くと思うので、言う時は普通の声で言います。トーン絞り気味の説得力を演出した声で言います。
空港へ向かう車窓。この旅の中で一番巨大な高速道路を見ました。もう、デカすぎて車線などない。適当に走ってもOKみたいなそのぐらいの規模です。とにかく東南アジアの都市は急速に巨大化している、という本かなんかで見たままの情報が、実感を伴って入ってきます。
タイ時間で午後5時、飛行機は飛び立ちました。ミャンマーの最大都市、ヤンゴンへと向かいます。今現在、ミャンマーへの陸路での入国は出来ないので、こうやって飛行機を使いますがやっぱ飛行機は楽すぎる。もはやタイムスリップ。
空港に着いて、僕はある方と待ち合わせです。そしてミャンマーでは、その「ある方」にお世話になります。
沖縄はヤンバル(本当北部地域の通称)出身の金城さんという方です。
15年前、ミャンマーに買い付けをしに来た時に不可抗力からちょっと失敗したみたいで、このままでは負けた気持ちになってしまうと残っていたらなんだかんだの15年経過というエピソードです。
今ではしっかりとリベンジを果たし、ここで貿易関係の事業をして成功。今日もミャンマーと日本をつないでいます。
なぜ僕が金城さんと知り合ったかというと、アフリカを共に旅したワク君の紹介です。ワク君は旅の比較的最初の方でミャンマーに来ており、たまたまばったり銀行で金城さんと知り合って以来、1ヶ月かそのぐらい金城さん宅で暮らしていたといいます。
今回、ワク君に金城さんを紹介してもらったご縁に加え、同じ沖縄という同郷のご縁もあってこうやってミャンマーにいる間の父代わりです。
金城さん宅には僕だけじゃなくて予想以上にたくさんの人がいました。
住んでいるのは金城さん、僕、ビジネスをしようと画策中の知識豊富なドイツ人のブラウン氏、そして彼の奥さんでツアーガイドをしているというピューさんの4人。
昼間は自宅兼事務所の従業員である、あだ名PPKさん、そして、今はビジネスが訳あって中断していて、また軌道に乗るまでの間に金城さんの手伝いなんかをしているチョーさん。
なんか賑やかです。
面倒見が良くて温厚なので、色んな人がこうやって引き寄せられるのかもしれません。
だし、数えてみたらミャンマー語、日本語、ドイツ語、英語の飛び交う実に多彩で不思議な一軒家。
夜は金城さんに食事に連れて行ってもらいました。
やっぱり新しい場所に行くと新しい食文化とは必ず出会うものです。
日本にいると色んな国の料理が食べれたりするので、日本にいるだけで色んな料理が食べられると錯覚してしまいがちですが、当然、日本にいては知らない料理の方が多い。
もし将来的に「創作レストラン」みたいなお店をオープンしたいって考えている人がいて旅に出ましたら、なんか色々脳内を刺激してくれると思います。僕は料理は疎いので、ただうまいうまい言って食べてるだけですけど。
旅は切り口ですね。切り口ごとに違う旅があります。食がテーマでもいいし、建築がテーマでもいいし、人がテーマでもいいし、歴史がテーマでもいいし、テーマなんてなくてもいいし。
でも、その人が旅をするって事は自動的に必ずどこかでその人のテーマが無意識にあるはずです。だと思う。
言い方としては何かのアイディア商品みたいなネーミングになってしまいましたが、要するにお茶の葉っぱを使ったピリ辛おつまみ的な料理です。
レストランにて。一番左が今日からお世話になります金城さん。
左から金城さん、金城さんの友人のシェオミンさん、筆者、お店のオーナー
あと、写真撮ってくれた人の指が入ってるので、5人写っている事になります。
ここにもたくさんの世界一周ブログ!扉をノック!!

Posted by 長濱良起 at 04:11│Comments(3)
│東南アジア/ミャンマー
この記事へのコメント
良起さん、ミャンマー入国おめでとうございます(^^ゞ
「出会いと別れの比率は50:50じゃないんだよ」というのをトーン絞り気味の説得力を演出した声で伝えようという表現がかなりツボにハマりました(*≧m≦*)
それにしても金城さんてスゴイ方ですね!同じヤンバル出身として頼もしく思います!私もいろんな人の役に立てるよう力をつけていきたいと思いました(`_´)ゞ
「出会いと別れの比率は50:50じゃないんだよ」というのをトーン絞り気味の説得力を演出した声で伝えようという表現がかなりツボにハマりました(*≧m≦*)
それにしても金城さんてスゴイ方ですね!同じヤンバル出身として頼もしく思います!私もいろんな人の役に立てるよう力をつけていきたいと思いました(`_´)ゞ
Posted by ひんぷん我樹maru at 2010年10月16日 08:49
ひんぷん我樹maruさん
うちなーんちゅ、頑張ってます!そういう頑張っている人を紹介していったら、「あ、自分も!」ってなるかなーとも思います!
うちなーんちゅ、頑張ってます!そういう頑張っている人を紹介していったら、「あ、自分も!」ってなるかなーとも思います!
Posted by 長濱良起
at 2011年01月31日 21:24

2013年1月に旅行仲間8人で10日間ミャンマー行きを決めました。
ヤンゴンで金城さんにあえますでしょうか?
ヤンゴンで金城さんにあえますでしょうか?
Posted by さいおうま at 2012年08月15日 08:52
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