今日は宿の大掃除でございます。という事でいつものおにぎり屋は臨時休業。
というのも、明日から宿カサカサは室内のペンキ塗りに入るために2週間ほど休業するのですが、もともといたお客さんを強引に出すわけにもいかないので、料金は取らない代わりに、日々の掃除やペンキ塗りの際の家具や荷物の移動などをみんなでするというシステムに移行しました。
それで、今日はそのペンキ塗りに先立っての大掃除という事です。
それにしても日本人はよく働きます。みんなで掃除する現場を見ているとそう思いました。それは事実として実感します。いや、よく働くというか、大概仕事が丁寧なのです。そういった国民性は、多少なり見て感じます。
何っていいますか、こういう風に書いて語弊があっては困るから一応の明記をしておきますと、
僕のこの旅のテーマは「民族や宗教を凝り固まったイメージでくくられないように」というものですが、僕がこのテーマを通して書きたい事は、きっとみんなが持っているであろう普遍的な「家族愛」だとか「友情」だとか「平和を愛する気持ち」だとかそういう事で、やっぱりそこは民族とか宗教とか関係なくあると思っているし、そう信じています。
でも「日本人は仕事が丁寧」とか「アメリカ人は物事をはっきり言う」とか、
そういう細々とした違いは往々としてあります。日本人の僕でも仕事が雑、だとか、それはもちろん人によりますが、まぁ、おおまかには事実としてある。それが旅の中で分かった事の1つではあります。
さてさてさてさて、今日は仕事が休みなので野暮用を1つ1つ潰しておりました。というか、その「やる事リスト」を消化してサンクリを出よう、と思っていたのですが、おにぎり屋を始めたためになぜか忙しい旅人になってしまい、それでサンクリ滞在日数が延びているというものがあります。
あと、先ほど説明したように、宿代がこの期間無料なのに加えておにぎり屋さんをやっているので、
お金をつかわない日なんかは、旅をしているくせに収支がプラスになるというミラクルがあるのです。
ただ、ゆっくりしていられないんですけどね。
理由は1月までにヨーロッパに行かなければならないからです。「絶対に」という副詞が付くのか付かないのかでいうと、付かないのですが、ヨーロッパに留学中の友人が2月に日本に帰るって言っているので、それまでになんとか行きたいのと、また、そうじゃなくてもペース的に1月にヨーロッパあたり行っておかないと後がつかえるので、結構急がないといけません。
まぁ、それで野暮用をしていたわけですが、そのうちの1つで残金確認もしました。
現金・琉球銀行・ゆうちょ銀行・citibank合わせて
約67万円也。意外に減っていない事に元気になりました。なんとか大丈夫そうです。