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2010年08月15日
丘の上から国境を思う。(470日目・5日付け/ウガンダ)
毎度毎度同じ事を書いているような気がして申し訳ないのですが、私、音楽の時間、超頑張っています。
みなさんに質問ですが、小学校でも中学校でも高校でもなんでもいい、むしろ大学でもいい、音楽の先生が授業終わった後に毎回ゼェーゼェー言って放心しているのを見た事がありますか?
もしそれを見た事があるという方、その内の4%ぐらいは僕の事を見たんじゃないかと思います。
というのも、先日無事に完成した校歌。子どもたちのその練習を僕がここにいる間に固めておきたい。僕はもう3日後の朝には出る予定です。正直言って時間がありません。僕自身がその完成を見届けたいですし、学校側も早めの完成を期待して、通常2日に1回の音楽の授業を増やしてくれていたり、自習時間を歌の練習に充ててくれてたりもします。
だから僕もものすごく声を張って、一緒になって歌っています。授業後とカラオケ後の疲労感が一緒です。
授業風景はこちらの動画
その校歌、1番2番3番まであって、もうみんな1番は歌えてるかなって思うのですが、他がまだ上手くいきません。英語詞なので小さい子にはまだ理解できないのと、メロディと単語の乗り方が多少複雑な箇所もあるので、そんなに易しくはないみたいです。
こんなに毎日毎日歌わされて飽きないのかな、と思って、敢えて練習時間や回数を減らす事も考える訳ですが、ふとした時に子どもが口ずさんでいてくれたりするとこっちとしてはホッとさせられます。
とりあえず、ものすごく歌っているので体も疲れるのですが、ものすごい勢いでギターをかき鳴らして弾いているのでギターの方にも負担がかかり、弦がついに3本になってしまいました。もう半分切れています。正直使い物になりません。
というか普通はそんな頻度で切れることなんてないのですが、おそらく弦のクオリティが日本のよりアレなのですぐ切れてしまいます。
そしてギターの弦なんかおそらく首都まで行かないと買えないという可能性大なので、せっかくここで音楽の先生しているのにギターが使えないという悲しい物語です。別の楽器使います。
夕方ごろでした。
近所の悪ガキの男の子がうちの孤児院兼学校の女の子たちにイジワルしているのだといいます。
女の子らが帰ろうとしても道をふさいで、近づいたら威嚇してくるみたいです。
校長に「この子たちと一緒に付いてって」と言われたので、市民の治安維持のため出動です。
というか、おそらく悪ガキの男の子からすれば、さっきまでおちょくってた女の子がいきなり変な外人連れてくる訳ですから、まぁ僕はそこにいるだけで何とかはなるでしょう。
悪ガキの対処も終わり、そのままの勢いで他のボランティアのメンバー2人と、NEWTOPIAの裏山というか丘に登っていきました。
そこから見る景色は絶景だからと、みんながオススメするような場所です。
丘を登るといってもすぐ登れるような場所。10分ぐらいで登れます。10分ぐらいでもそれでも丘は丘。今まで知らなかった視点でNEWTOPIA周辺を見渡せます。いつも水汲みに行く泉はこんな遠かったんだ、とか、木材の伐り出しに行った林はこのぐらいの大きさだったんだーとか。
向こう側にはタンザニアが見えると聞きました。でもどこがタンザニアなのか分かりません。なので僕はタンザニアを見たのか見ていないのか、それさえも分かりません。
でも、途中からどーでもよくなってきました。国境という区切りの重要性が、もうこの時の僕にはどーでもよくなっていました。
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Posted by 長濱良起 at 01:07│Comments(0)
│東アフリカ/ウガンダ