450日目。キリの良い日です。
毎日ファンタのパイン味ばっかり飲んでいます。それも、ビンで飲むっていうのがなんかおいしい。
今日でケニアを離れてウガンダへ向かいます。
ウガンダでは
孤児院のボランティアに参加するという明確な目的があるのでとても楽しみにしています。
「何か得意分野を活かして下さい」との事でした。最近ギターを買ったので、それで子どもたちと一緒に歌ったり、畑仕事に精を出したりしたいと思っています。
といってもバスの時間は夕方です。
それまでの時間、郵便局に行ったり、ご飯食べたり、インターネット屋さん行ったりしていたら、もう時間は過ぎていました。
宿で知り合った日本人の若夫婦がいました。2人は1年間旅した後、1年間オーストラリアでワーキングホリデーにて働いて資金を貯めて、それからまた1年間旅をしているようです。まさかオーストラリアで1年間も働くなんて当初は思ってもなかったとの事。
旅をしていると、よく自分の中でルート変更が起こります。
よく、旅は予定通りになんか行かない、といいますが、それはまさに的を得た表現で、本当に計画通りに行きません。
意外と北米中米でダラダラしてしまったり、南米に時間回そうと思っていたらヨーロッパで用事が出来て急がないといけないし、ここの国境は閉鎖されていると聞けばそのルートは避けなければなりません。飛行機を使う場合なんかは、同じような区間に見えてもかなり価格帯が違う場合があります。なので僕みたいなスタイルの旅人さんは安い航空券を求めて移動するときもある。
予定通りにならない、と分かっていても、予定を立ててしまいます。予定を立てて、本当に実行しようとはあまり考えていません。ただ、地図を眺めて次はここに行ってどのぐらいの期間いて、あそこでは何をしようか、
そう考えるのが楽しいのだと思います。
オーストラリアで働きたい、という案は、僕の中にもずっとあった案です。
3ヶ月ぐらいオーストラリアの農場で収穫を手伝いながら資金を貯めるのもいいと思います。オーストラリアのワーキングホリデービザは海外にいながらにしても取れますし、求人も多く収入も高いので旅人にも人気です。
というか、この旅のプロセスに「労働」という要素を盛り込みたい。
しかしそれはなかなか現実的ではありません。来年から僕は沖縄でやる事やりたい事がたくさんあります。リミットみたいのは厳密にはありませんが、しかしなんかリミットみたいのはある程度は設けておきたい。やっぱり計画というのはどこかで妥協が必要です。
おそらく今回の旅ではオーストラリアには行かないでしょう。「労働」をするのであれば、東京でやると思います。
しかし一度旅を切り上げて、地元で色々やる事やって色んな事を整理して、就職も決めるなりして一段落着いたら、その時にオーストラリアにぶっ飛んでそういった事をしたいなぁと、現時点において思っています。
午後7時半。
久しぶりに大きくて快適なバスに乗り、
隣国ウガンダの首都、カンパラへと出発です。
ありがとうケニア。
そしてありがとう、ケニアキングという名の激マズの酒。