バンコクに来て以来ずっとお世話になっているmiro先輩。
復習すると、miroさんはこのブログのサービスを運営している
てぃーだブログ(企業名はてぃーだスクエア)の系列企業のシーポイントタイランドで働いています。「バンコクに付いたら寄ってね」との紹介を受けて以来、よく色んなトコに一緒に行かせてもらっている、同じ大学同じ学科の先輩でもあるのです。
そんなmiroさんと今日から数日間のショートトリップに行ってきます。
が、まだ行き先が不透明なのです。というのも、連日の大雨で、バンコクから北側と東側に行く道路・鉄道の状態がかなり悪いらしく、そっち方面に行けるか行けないのかも分からないというギャンブル状態です。
僕なんかは別にギャンブルしてもいい立場ですが、miro兄さんは普通に社会人なので時間も限られています。なのでやっぱりギャンブルは避けたい。そうじゃなくても行けるか行けないか分からないようなところに行くよりかは、行ける所に行く方がいいに決まってるので、そうします。
miroさんの提案で「チャーン島は?」という事になりました。
チャーン島とはカンボジア国境近くにある、面積にしてタイ2番目の島です。次なる国は決めていませんが、もしかしたらカンボジアに行くかもしれない事もあるので好都合ですし、バンコクに戻るにしてもそんなに遠くない距離です。miroさんがその辺考慮してくれたのだと思います。
ですし、miroさんのオフィスの従業員のダムさんの地元が島の近くでもあり、しかもそこに毎週帰っているというのでちょうど乗せてもらえる、というのも選定ポイントの1つになりました。
なので、お仕事が終わる夕方から、車に乗ってGOGOです。
とその前に、最後にもう一度会いたい人がいます。
ミャンマーでお世話になった金城さんです。以前にも書きましたが、金城さんはビザの更新のためにこうやって定期的にバンコクに来ていますが、今回の僕の旅のスケジュールと金城さんのスケジュールが偶然重なって一緒の飛行機に乗ってバンコクまでやってきました。
本当は昨日の夜中にでも会おうと思ったのですがなかなか都合がつかず、僕がここバンコクを離れるギリギリ今日の午後、最後に会うことが出来ました。
僕と金城さんがやる事といえばたいがい屋台に行くことですが、例にも漏れずヤンゴンに引き続きバンコクでも同じ楽しみをしております。
固い握手で再会を誓うのでした。
そう、そんな出来事があってからのショートトリップ開始です。
シーポントタイランドの就業時間も終わり、地元へ帰る従業員のダムさん車に一緒に乗せてもらって出発です。
毎週毎週4時間ぐらい運転して帰っているのだといいます。で、毎週こうやって高速道路をぶっ飛ばしているのでやっぱ慣れています。今回もかなりぶっ飛ばしています。
夜のハイウェイ、ぶっ飛ばしています。
ダムさんは日本語が上手で、日本語学校にも通っています。もうそろそろ日本語検定2級の試験も迫っています。そんな彼は、趣味を実益を兼ねたのか、もしくは日本人であるmiroさんと僕に変に気を遣ったのか、車内BGMは僕でも知らない演歌でした。
タイの高速道路を140キロぐらいでぶっ飛ばして、そんなタイ人が聴くBGM演歌です。
そんな車の揺れと演歌のリズムのギャップが心地よかったのか、僕は申し訳ないことにいつの間にか眠ってしまっていました。
しばらくして停車したので、それを機に僕も起きる訳ですが、普通にトイレ休憩です。
miroさんは連日遅くまで働いているので、車の中ではもう完全ダウンです。でも本当に最近は大変らしく、頼むから休んでくださいよって感じでしたし、本人も「この週末は思いっきりリラックスしたい!」と言っていました。
ダムさんと連れしょんです。
よしき「miroさんだいぶ疲れてますね」
ダム「日本人は働きすぎかもしれないねー」
ダムさんなんか、タイ人なのに日本的なビジネス感覚を持つような稀な人ですが、そんな彼でもそこはそう思うようです。まぁ、なるほどなーと思った。
以前miroさんから「タイの人は時間来たら本当にきれいに帰るよ」と聞きました。
その時は、仕事をちゃんと最後までやって帰る日本人の美徳、を感じた訳です。
「時間が来たら仕事は終了、きれいに帰る」「ちょっと過ぎてもその日で最後までやる」
両方ともその都度僕は納得してしまいます。両方ともいい面はある。あとは各自のバランス感覚で決めればいいと思うのですが、
その選択の自由が日本社会にあるかと問われれば閉口してしまうのも事実です。
さておき、ダムさんのおかげでチャーン島近くの街まで到着しました。今日はもう夜遅いのでここで一泊です。明日島へと渡ります。
おやすみなさい。