ラオス国境を目指して(552日目・26日付け/タイ)

長濱良起

2010年11月04日 00:46



バンコクを起点にアユタヤ、ヤンゴン、ナコンパトン、チャーン島、と色々回ってきましたが、もう今回で完全にバンコクを出る事となりそうです。

今日でタイとラオスの国境の町、ノーンカーイへと移動します。
という事はなんだかんだでそのまま今日中にラオスへと行きますので、もうしばらくバンコクには戻らないでしょう。

しかし、交通の便がよく日本からも比較的気軽に行ける海外であるバンコク。しかもバンコクに行けば東南アジア各地へ行くのもものすごく安上がりです。
タイに限らず東南アジアの国々に「また会いたい」と思える人が出来た僕はきっとこれからもバンコクに行くのでしょう。


もう出会ってから1ヶ月も経つというのが信じられないぐらい早く時が過ぎていったmiroさんとも、地下鉄の車内でお別れです。miroさんだけじゃなくていろんな人に出会えました。最初は、てぃーだブログの野澤会長との待ち合わせから始まったバンコクでは、たくさんの思い出が作れました。ありがとうございました。




ノーンカーイ行きの列車は午後8時45分。

でも今は昼の1時。とても時間を潰さないといけませんが、ちょうどブログの文章もためてて書かないといけませんでしたし、メールも全然送れていませんので、このぐらいたくさん時間あった方が逆に好都合です。駅構内のレストランで5時間いてスプライト2本だけ、という脅威の粘りを見せつけてコツコツ作業を開始します。作業がたまるということは、最近が忙しく充実していたという事の表れでもあるかと思います。




午後6時。
突然鳴り響く音楽と共に、駅の人々が全員起立し始めます。
欧米人を中心とした外国人もかなりたくさんいますが、彼らも周りに合わせて起立し始める。そして国王の肖像に向かって視線を定めています。僕は構内のレストランにいたので起立するのも逆に微妙なポジというか、店員なんかは起立しなかったので僕もしなかったわけですが、何のことかというと、午後6時になるとタイの国歌が流れます。それでみんなは起立します。胸に手を当てる人もいる。
この点、欧米人観光客はとても真面目です。国歌や国旗なんか、国家のシンボルである何かに敬意を表すという点ではとても真面目だと思います。サッカーの国際試合なんか見てても分かると思いますが、国家のシンボルに敬意を払うのが地に付いています。

おそらく欧米人観光客側からすれば「異国の国王にたいして直接どうこう」というよりかは「タイの人の前でこうやってタイの国王、タイという国、タイの人に敬意を表す」という事の方が意味としては大きいのだと思います。




出発時刻は迫ります。到着予定時間は朝の9時45分。ラオス国境の町ノーンカーイへと出発です。


 


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