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2010年06月02日
盟友アレン・謎の失踪(399日目・26日付け/エジプト)
昨日、たくさんビザ代や税金類を支払ったので「出来たらもうそんなお金極力払いたくない」と考えた結果、アフリカでの今後のルートが決まりました。
おそらく、エジプトから飛行機で飛んで、エチオピアに入って、そこからケニアに行くと思います。
今いるダハブですが、完全に保養地です。ダイビングのメッカ的なところで、目の前にはキレイな海があります。
しかもエジプトは物価も僕らからしたらかなり安いですし、何か困る要素もありませんので、ものすごくワクワクが広がります。
実はダハブは旅人にとってはかなり知名度の高い町です。
ヨルダンから来ようともイスラエルから来ようとも、ほぼ必ず通過すると思います。
そして、ダイビングのメッカだけあって、ダイビングの免許取得も盛んです。安価で取得できるので大人気。しかもそれは結構男女がペアになって行われるというので、この地でのカップル成立率も高く、キャッチフレーズを「恋するダハブ」とこう言います。
ちなみに、僕の地元の有名なラブホテルの名前は「恋するピエロ」、通称「恋ピエ」です。
僕は、そんなダイビング出来るほどのお金も持ち合わせていないですし、ダイビングはその気になれば沖縄でも出来るので、今回はパスです。
ただ、シュノーケリングだけはしたい。170円ぐらいでシュノーケリング用品が借りれるので、僕らはその日、シュノーケリングに興じておりました。
さて、ここからが重要なのでみなさんゆっくり読んで下さい。
「僕とヒロ君が数時間外出している間に、
6週間以上も一緒に旅をしてきた、愛すべきイギリスおじさん、
アレン・マテン氏がスーツケースもろとも謎の失踪をしてしまいました」
6週間以上も一緒に旅をしてきた、愛すべきイギリスおじさん、
アレン・マテン氏がスーツケースもろとも謎の失踪をしてしまいました」
僕らは最初、アレンが冷房付きの別の部屋に移ったのだろう、とかそういう風にしか考えていませんでしたが、フロントの人に聞くと「あー、アレン?2時間ぐらい前にカイロに行ったよ」との衝撃回答!
「アレンは1人、そのままカイロに旅立ってしまってました」
僕とヒロ君はその状況を全く飲み込めません。
どうしたんだろうか。オレなんかしたっけな?あれ?2人で一生懸命考えますが、理由が全然分かりません。
確かにちょっと変わり者だったし、そこがアレンの魅力だったんだけど、今回はさすがに変すぎる。どうしたのだろうか。
長濱良起氏によります、正直な感想:「それ余りにも急すぎっしょ!!」
そして、僕とヒロ君のカイロでの目標が同時に定まりました。
「アレン・マテン氏を捕獲する」という、世界を股にかけた一大プロジェクトです。エジプト・カイロの地で、必ずやアレンを捕まえてみせます!
とりあえず本人にメールして、そして、エジプト各地やエジプト周辺に散った、旅の途中で知り合ったみんなにも連絡を取って、アレンの情報提供を呼びかけます。
地球規模でドロケイをしているような気分です。
僕は、出会いの地「恋するダハブ」初日にして、出会いどころか別れを味わってしまいました。
僕らが一番ラブラブだった瞬間の写真を紹介しましょう。
「ヨシキ&アレン フォーエバー」 シリアにて
とまぁ、ここまで半分ふざけて書いていますが、さすがにヘコむものはヘコみます。ヘコまないはずがありません。
正直不安になります。なんかしたかなーとか、実は何かを溜めていたのかなーとか。
僕は6週間とか7週間、ヒロ君でも一応は1週間ぐらいの付き合いです。
ダハブの別の宿に滞在している、イスラエルで知り合ったまことさん&ゆかさんの部屋を訪れ「実はアレンが何も言わず1人カイロに行きました」というと、当然ですが2人は驚きます。
まことさん「まぁまぁ、こんな夜は飲みましょうよ」
みんなの温かさに触れながら、僕はビールと一緒に何かを流し込むのでした。
アレン失踪劇はまだまだ続きます。
ここにもたくさんの世界一周ブログ!扉をノック!!

Posted by 長濱良起 at 06:29│Comments(2)
│北アフリカ/エジプト
この記事へのコメント
毎回楽しみに拝見しています。私は札幌在住です。北海道の旅の際はご協力させてくださいね!
カイロでぜひともアレンを探し出してください!!!
カイロでぜひともアレンを探し出してください!!!
Posted by 奥田 泰永 at 2010年06月02日 10:55
奥田さん
はい、ありがとうございます!こうやって言って頂いてとても嬉しいです。今回北海道に立ち寄る可能性もありますので、その時にはご連絡できたらなぁと思います。ありがとうございました!
はい、ありがとうございます!こうやって言って頂いてとても嬉しいです。今回北海道に立ち寄る可能性もありますので、その時にはご連絡できたらなぁと思います。ありがとうございました!
Posted by 長濱良起
at 2010年06月08日 06:12
